みなさんこんにちは!
最近は猛暑日続きということで
私も夏バテ気味でございます・・。
昔は夏は楽しくて遊び回ってたんですが
大人になると夏は家から出られなくなりますね・・笑
そんな時は音楽をするのが一番です。
ギター弾いたり作曲したり
エアコンの効いた涼しい部屋で
溜まってる仕事たくさんやってます笑
さて本日は
「AIボーカル」について書いていきます。
まずAIボーカルってなに?と思う方も多いと思いますが
AIボーカルとは
「こちらが指定した歌詞とメロディを自動でニュアンスをつけて歌う」
そんな夢のようなことになります。
以前から初音ミクで有名な
「ボカロ」
と言われる自動歌唱ソフトはありますが
AIボーカルはもっと人間に近い歌い方をします。
私はこのAIボーカルは3年ほど前から知ってはいましたが
この3年ほどで驚くべき進化を遂げており
改めて本格導入して使うこととなりました。
さてその驚くべき進化とは何かというと
「人間と区別がつかないレベルまで歌ってくれる」
ということです!!!
これが本当にすごいんです。
今までのボカロだと
あくまでボカロの声という認識として
機械的な歌い方が魅力となっていましたが
AIボーカルの場合は
本当に人間が歌っているように聴こえます。
ではその声を聴いてみてください。
声がわかりやすいように
アコギと歌だけのアレンジにしております。
※女性VerのAIボーカル(Mai)ハモリ付き(コンプやリバーブなどの処理はしております)
※男性VerのAIボーカル(Yuma)ハモリ付き(コンプやリバーブなどの処理はしております)
いかがでしょうか?
私的には想像を超える人間ぽさを感じます・・・
まだ進化の途中として
滑舌の不自然さや歌い回しなどあるとは思いますが
可能性も含めこれは時代が変わるなと思っております。
このAIボーカルの使い方としては色々なソフトがありますが
こちらでは
というソフトを使っております。
使い方はボカロとほぼ同じで
メロディを打ち込んで歌詞を書くと
その通りに歌います。
※編集画面
ボカロと違い
ニュアンスの調整などはあまりないですが
声の質感やビブラートの具合などを
トータルで調整することは可能です。
また歌い手となるAIシンガーも複数用意されており
楽曲のタイプによって選んで使うことができます。
(一人ずつ購入の必要はあります)
使い方も簡単なので
少し慣れていただければ誰でも歌わせることはできると思います。
ただし歌のみなので
アカペラなどを除いては
楽器などの伴奏(オケ)は必要となります。
今まで楽曲を作っていた人で
自分の声に自信がなかった人や
理想の声で歌わせたいといった方には
非常に便利です。
・AIボーカルのこれからはどうなっていくのか?
ここまで進化したAIボーカルが生まれ
音楽は変わっていくのでしょうか?
私の個人的な見解としては
AIボーカルはもっと普及すると思いますし
私的にもプラスと捉えています。
それはなぜかというと
・今まで歌で断念していた発信者がAIボーカルに歌わせることで発信できるようになる
・AIボーカルのキャラがボカロ同様アーティスト化していく可能性がある
・人間の歌との差別化は崩れない。故に人間の歌も今まで通り残る
・音楽作家目線でいうと作曲においてAIボーカルはとても便利!!
といったところです。
・今まで歌で断念していた発信者がAIボーカルに歌わせることで発信できるようになる
私の生徒さんにも多くいますが
たくさん作曲していても自分が歌えない、
もしくは歌わせる人が見つからない・・という方もいます。
ボカロに歌わせることもいいのですが
もっと人間味のある歌がいいという方も多いんです。
そういった方にとってはとても役に立つと思います。
また自分の性別と逆の歌を作れるのもいいですね。
男性が女性ボーカルの歌を作りたい場合
実際に歌ってもらわないとキーやニュアンスが掴みづらかったりします。
AIボーカルは簡単に歌ってくれるので
そういった部分を整えるのにとても便利です。
・AIボーカルのキャラがボカロ同様アーティスト化していく可能性がある
これは大いに可能性があることです
AIボーカルが初音ミクのようにアーティスト化していくことが想定されます。
今後AIボーカルのヒット曲などが生まれ始めたら
その歌声のAIボーカルを使った曲も増えていくでしょう。
なので今からオリジナル曲をAIボーカルで作って発信していくことで
先駆者となれる可能性もまだ十分にあり得ますね!
・人間の歌との差別化は崩れない。故に人間の歌も今まで通り残る
多くの方が懸念するのがAI化による人間不用という可能性ですが
一般的な歌に関してはこれはないかなと思います。
それはなぜかというと
やはり人間には人間にしか出せない歌の表現があります。
主にそれは感情だったり絶妙なニュアンスだったりとありますが
そういった歌に人は感動し、また聴きたいと思うことが多いです。
それとは別でAIボーカルもまた独自の個性を持っているので
こちらも受け入れられていくと思います。
今後音楽市場はAIと人間が共存していく時代だと思っています。
作曲もAI化が進んでいますが
やはり人間の感情に触れる音楽というものは
まだまだAIには難しいかなと読んでます。
(ただし今後それすらできてしまう可能性はありますがまだ当分先かと思っています)
・音楽作家目線でいうと作曲においてAIボーカルはとても便利!!
これは私のような作家にはとても便利で
作曲段階からAIボーカルに仮の仮でも歌を歌わせることができるので
メロディ作成→修正の構成を何度もできるのが本当にありがたいです。
通常作曲の場合はシンセメロと言って
無機質な音でメロディを作ってそのメロディを
仮歌さんに歌ってもらう手順が多いのですが
AIボーカルがそのシンセメロを歌ってくれるので
そのメロディが本当に歌えるのか?歌いやすいのかを
何度でも歌わせてチェックできます。
特に異性の楽曲を作っているときには重宝します。
まとめ
ということで
AIボーカルの進化について書かせていただきましたが
今色々な分野でAI自動化が進んでおり
今後もっともっと発展していくと思っています。
個人的にはそういった流れを拒否するのではなく
使えるものは使って
使えない部分は自分で補って
でも自分にしか作れないものを残していく。
そういったスタンスで音楽を作り続けます。
みなさんもご興味ある方は
このAIボーカルソフト
チェックしてみてください!
それでは。