ギターのバレーコードとは?初心者も弾けるようになる練習とコツを解説

Daisuke
Daisuke

バレーコードが上手くできないギター初心者の方へ。

多くのギター初心者の方の行く手を阻むコード、それが「バレーコード」です!!

このバレーコードを弾けずに挫折しギターを諦めてしまう方が多いですが、練習すれば必ず弾けるようになります!

この記事では、バレーコードの仕組みや弾き方、弾けない時の対処法などを、必ず弾けるようになるよう徹底解説します!

Daisuke
Daisuke

一度挫折した方、今頑張っている方、まだバレーコードを弾いたことがない方、皆さんでしっかり練習していきましょう!!

まずは私、Daisukeの自己紹介

どうも、音楽講師のDaisukeです。

現在私は作曲・編曲・DTM・ギターレッスンの講師及び職業作家として活動しております。

私の詳しい経歴は、以下をご確認下さい。

Daisuke Hasegawa Profile
Daisukeの略歴、現在の活動についてご紹介しています。

ギターにおけるバレーコードとは?

基本コードには大きく分けて2種類の押さえ方

  • 「オープンコード」
  • 「バレーコード」

があります。

オープンコードとは

オープンコードとは開放弦(指で弦を押さえずに音を出す)が混ざったコードのことであり、比較的ギター初心者の方でも簡単に押さえることができます。

代表的なものとして

「C」「G」「D」「Am」「Em」などがあります。

コードC画像 コードG画像コードD画像 コードAm画像コードEm画像

バレーコードとは

バレーコードとは、人差し指などで複数弦を一気に押さえ開放弦を使わずに弾くコードになります。

開放弦を使わないということは、コードに必要な弦全てを押さえることになります。

チェックポイント

開放弦が使えないということは、押さえる場所が単純に多くなります。

その分覚えることが大変であること、指の配置が複雑化するので慣れるまで時間がかかります。しかし多くの方は練習すればバレーコードが弾けるようになります。

Daisuke
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ここでしっかりとバレーコードを押さえる練習を重ねていきましょう!!

なぜバレーコードで挫折する人が多いのか?

ギターを始めた方の多くが、最初このバレーコードが弾けず苦労してしまいます。

そして上手く弾けない方がギターを挫折する・・・なんていうことも残念ながらよく耳にします。

ではなぜバレーコードで挫折することになるのでしょう。

バレーコードで挫折する原因

その原因としては

  • 人差し指によるバレーができず音が鳴らない
  • 人差し指ができても他の指を押さえた途端音が出なくなる
  • 押さえられるけど手が痛い
  • バレーコードのコードチェンジがうまくいかない

おおよそこういった理由になります。

これらの対処法などは説明していきますが、つまり「押さえるのがキツイ!!!」ということなんです。

ある程度指の力も必要になり、また弦6本をしっかり押さえることは初心者の方には容易ではありません。

ここで覚えておいてほしいことは

「バレーコードを弾くためには、ギターを弾くための手になること」

ということです。

人間の手はそもそもギターを弾くことを全くといっていいほど慣れていません。

この手で少しずつギターの弦を押さえる筋肉を鍛え、ギターのための指の動きを脳に覚えてさせていきます。

これには練習しか方法がありませんが、しっかりと何度も練習することで確実に手はギター向けに変化します

Daisuke
Daisuke

必ず弾ける!!そう信じて反復練習をすることがバレーコードが弾けるための最大の練習法になります!!

コードFを押さえてみよう

では具体的にバレーコードを押さえていきましょう。

バレーコードとして最初に覚えるコードは「F」になります。

図解「コードF」

 

  • 人差し指→1フレット1弦から6弦まですべての弦を一気に押さえる
  • 中指→3弦2フレット
  • 薬指→5弦3フレット
  • 小指→4弦3フレット

全ての指を使って全ての弦を押さえるのはなかなかしんどいはずです。。笑

コードの構成音としては、コード「F」は「ファラド」の音が鳴ります。

  • 6弦1フレット=ファ(F)
  • 5弦3フレット=ド(C)
  • 4弦3フレット=ファ(F)
  • 3弦2フレット=ラ(A)
  • 2弦1フレット=ド(C)
  • 1弦1フレット=ファ(F)

となっており、ファラド以外の音が含まれていないことがポイントです。

この中でルート音(軸となる音)はファ(F)となり、これがコードネーム「F」となっています。

チェックポイント

コードFは最初はほとんどの方が綺麗に音が出ません。つまり、初めから弾けなくても全く問題ないということです。

何度も何度も押さえる練習をすることで、少しずつ音が出るようになってきます。

Daisuke
Daisuke

少し長い目で「いずれ弾けるようになる」とイメージしながらゆっくり練習してみてください!!

コードBmを弾いてみよう

コード「F」と同じくらい楽曲によく登場するバレーコードに、コード「Bm」があります。

Fと同じように、このBmも押さえられるように練習してみましょう。

Bmのフォームはこちらになります。

図解「コードBm」

写真「コードBm押さえ方」

先ほどのFとフォームが似ており、押さえる弦とフレットが異なります。

  • 人差し指→2フレット1弦から5弦まですべての弦を一気に押さえる(6弦は弾かない)
  • 中指→2弦3フレット
  • 薬指→4弦4フレット
  • 小指→3弦4フレット

Bmも構成音を見ていきましょう。

  • 5弦2フレット=シ(B)
  • 4弦4フレット=ファ#(F#)
  • 3弦4フレット=シ(B)
  • 2弦3フレット=レ(D)
  • 1弦2フレット=ファ#(F#)

Bmは「シレファ#」という3つの音からなる和音になります。

Fが押さえられる人はBmも比較的音が出ると思われますが、やはりF同様最初は押さえるのが難しいです。

ここも諦めず何度も押さえてBmというフォームを手に覚えさせていきましょう。

経験談コメント

後々、押さえている音階が何なのか把握しながら弾くことが必要となります。

少しずつ構成音や押さえている場所の音階などに慣れていくと後々助かります!!

Daisuke
Daisuke

完全にとまではいかないまでも、少しずつ指板上の音階を覚える癖をつけていきましょう!!

バレーコードにおける音が出ない時の対処法

バレーコードの押さえ方はわかっても、なかなか全ての弦の音が綺麗に出ない!!という方も多いと思います。

そんな時は、バレーコードでなかなか綺麗に音が出ない時の対処法をいくつか行ってみましょう。

バレーコードができない時の対処法

対処法としては

  1. バレーする人差し指が弦に当たる角度を少し斜めにする
  2. しっかりと左手の爪を短く切る
  3. ネック後ろの親指と人差し指の握り方を調整する
  4. 左手の握力を鍛える
  5. 人差し指以外の指から押さえてみる

などをすることで、改善することがあります。

①バレーする人差し指が弦に当たる角度を少し斜めにする

もしバレーする人差し指がきついという方は、人差し指の当たる角度を少し斜めにしてみましょう。

具体的にはこうなります。

写真「人差し指バレー斜めに当てる」

このように、人差し指をギターのヘッド(ペグがある方)に倒すようなイメージです。

こうすることで全ての弦に指が当たりやすくなり、バレーが楽になることがあります。

最初、人差し指だけでこれを試し、音が出るようになったら他の指を足していきましょう。

②しっかりと左手の爪を短く切る

これはギター奏法全般に言えることですが、左手の爪はなるべく短く切っておいてください。

ギターは指を立てて弾くことが多く、爪が長いと指板に爪が当たり弾きにくくなります。

バレーコードでも人差し指以外の指は基本立てた状態で押さえますので、しっかりと押さえられるよう爪を短くしておきましょう。

③ネック後ろの親指と人差し指の握り方を調整する

バレーコードで人差し指をしっかり押さえるためには、ネック裏側の親指に気をつけましょう。

バレーする人差し指と親指で、しっかりとネックを「サンド(挟む)」するイメージになります。

写真「人差し指と親指でサンド」

いわゆる「つまむ」というような動作になり、指で「キツネ」を作るようなイメージで人差し指と親指を使います。

この動作を何度も行い、バレーする感覚をしっかりと練習するとバレーがだんだん楽になります。

④左手の握力を鍛える

バレーコードを押さえるにはある程度の握力が必要とされます。

特に女性の方の場合、もともと握力が弱いとバレーコードがどうしても音が出ない!という場合もあります。

そういった場合は握力を少し鍛えることも効果的です。

ギター専用の握力トレーニング機器や、市販されている握力トレーニング機器などを少しずつ利用してみるのもいいと思います。

D'Addario 握力トレーニング用 ハンドトレーナーby D’Addario

⑤人差し指以外の指から押さえてみる

人差し指のバレー以外の指が音が出ない!という方は、人差し指以外の指から押さえてみるのも一つの手です。

中指、薬指、小指をまず押さえて音が出るかを確認してみましょう。

そこがしっかりと音が出たら最後に人差し指を押さえてみることで、バレーコードの音が出ることもあります。

 

これらの対処法で改善することがありますので、どうしても音が出ないという方は試してみてください!!

コードFとFmの違いを把握し弾いてみる

バレーコードでは、同じポジションでメジャーコードとマイナーコードを弾くことができます。

その一例として「F」と「Fm」を、どこがどう異なるのかをしっかり確認しながら弾いてみましょう。

コードF

図解「コードF」

写真「コードFの押さえ方」

コードFm

図解「コードFm」

写真「コードFmの押さえ方」

この2つを見比べると、押さえる場所が1箇所だけ異なることが確認できます。

中指を押さえるとメジャー、中指を離すとマイナーとなります。

メジャーコードとマイナーコードの違いは「3度」の音が半音異なるだけになります。

そのため、Fであればファラドの「ラ」がマイナーでは「ラ♭」、メジャーでは「ラ」となりそれが中指の音ということになります。

ここではあまり細かいことは気にせずメジャーは中指を押さえる、マイナーは中指を離す!と覚えておきましょう!!!

チェックポイント

Fmを押さえると、人差し指のバレーがきつくなります。

特に3弦の人差し指のバレー部分が音が出にくくなる方が多いです。

しっかりと人差し指でバレーする練習をしておかないと、Fmはなかなか綺麗に音が出てくれません。

Daisuke
Daisuke

先ほどのバレーコード対処法で触れたように、指の角度を斜めにするなどでバレーがゆるくならないように意識して練習しましょう!!

コードBmとBを弾いてみる

では次にBmとBを練習しますが、先ほどのFとは少し押さえる形が異なってきます。

コードB

写真「コードB」

写真「コードBの押さえ方」

コードBm

図解「コードBm」

写真「コードBmの押さえ方」

BmとBは押さえるフォームがほぼ別物になります。

原因としては、3度の音がBmのフォームから一つずらすと同じフォームでは押さえられなくなるためです。

Bmのコード構成音は「シレファ#」となり、3度の音は「レ」になります。

このレを半音上にするためには、Bmにおいて中指で押さえている部分を1フレット分上げる必要があります。

2弦3フレット→2弦4フレット

この変更を同じフォームで行おうとすると、手がとても押さえにくい形になってしまいきちんと押さえることができなくなります。

そのためコード「B」と「Bm」では全く異なるフォームでの押さえ方にしなければならなくなります。

Bm自体は形がFと似ているので、少し練習するとだんだん押さえられるようになってきます。

問題はコード「B」になります。

コードBの押さえ方のポイント

Bの最大のポイントは

「薬指でバレーする」

ことになります。

Bのフォームでは、2弦〜4弦の4フレットを押さえることになります。

この3つを一気に薬指をバレーしながら押さえるので、ギター初心者の方には少しキツく感じます。

このBのフォームは楽曲の中でも結構な頻度で登場するコードなので、諦めずに何度も押さえて弾けるようにしていきましょう。

コツとしては、薬指の第2関節を曲げて第1関節を反らせることです。

写真「Bの薬指フォーム」

このように薬指を第2関節から反らせ、しっかりと3本の弦を押さえることがポイントです。

慣れないうちは押さえることが難しいですが、慣れてくると少しずつ音が出るようになりますので諦めずトライしてみてください!

チェックポイント

Bフォームにはもう一種類の押さえ方があります。

写真「コードB別フォーム押さえ方」

この押さえ方でも特に間違いはなく、どちらかで弾くことができれば問題はありません。

大切なのは、5弦ルートの「B」が弾けるようになることです。

エレキギターでは主に薬指バレーのフォームを、アコギではどちらのフォームも同じくらい使う方がいます。

私の場合はほとんど薬指バレーフォームしか使いませんが、みなさんが弾きやすい方で「B」の音を出してください!!

バレーコードのルート音を把握する

バレーコードを押さえる際、みなさんに意識してほしいのが「ルート音」になります。

ルート音とは主軸になる音のことであり、ルートの上に音が乗って和音=コードを形成しています。

このルート音をしっかりと把握しながらコードを弾くことで、コードの理解度が深まり色々なコードに対応できるようになります。

例えばコード「F」をみてみましょう

コード「F」のルート音

コードFのルート音はF=ファの音です。

ではFフォームの指板上の音階をもう一度みてみましょう。

図解「コードF音階表」

ルート音に該当するF=ファの音は

  • 6弦1フレット
  • 4弦3フレット
  • 1弦1フレット

となります。

つまりFのルート音は3つ出ているということがわかります。

ギターのコードでは、この中で一番低い音のルート音をしっかりと意識して弾くことが大切です。

つまり「6弦1フレット」がファ、Fのルート音であると認識しながら弾くということです。

先ほどのBmもみてみましょう。

コード「Bm」のルート音

図解「コードBmの音階表」

Bmにおけるルートの音はB=シになります。

Bmでのルートの音は

  • 5弦2フレット
  • 3弦4フレット

であり、この中で低い音は5弦2フレットとなります。

この音を軸としてBmという和音が形成されていると言えます。

バレーコードにおけるルート音

つまりバレーコードにおけるルート音は

「人差し指の一番低い音が出る弦の音階」

ということがわかります。

Daisuke
Daisuke

バレーコードを弾く際は、この意識をしっかりと持って練習していきましょう!!

ルート音からコードを弾いてみる

バレーコードのルート音は、メジャーコードもマイナーコードもルート音は同じになります。

FもFmもルート音は6弦1フレット、BmとBもルート音は5弦2フレットとなります。

このことからギター指板上のルート音がわかれば、その音階のバレーコードが弾けるということになります。

  • FとFmのフォームが6弦をルート音としているため、この形のバレーコードを「6弦ルートのバレーコード」と言います。
  • BとBmのフォームは5弦をルート音としているため、「5弦ルートのバレーコード」と言います。
この2つのフォームで人差し指の位置を変えれば、あらゆるメジャーとマイナーのコードが弾けるようになるということです!

そういった色々なバレーコードを弾くためには「指板上のルート音を覚える」必要があります。

パワーコード用ドレミ音階

各弦に対するルート音の一覧になります。

6弦ルートのバレーコードの場合

例えば6弦ルートのバレーコードの場合、

6弦のルート音を探す
→人差し指でそのルート音を押さえバレーする
→FかFmのフォームを作る

こういった流れでバレーコードが押さえられるようになります。

5弦ルートのバレーコードの場合

5弦ルートの場合は

5弦のルート音を探す
→人差し指でそのルート音を押さえバレーする
→BかBmのフォームを作る

となっていきますね。

Aマイナーのバレーコードの押さえ方

では例題としてAマイナーをバレーコードで押さえてみましょう。

Aのルート音を探すと6弦5フレットにあります。

6弦5フレットを人差し指で押さえ、そのまま人差し指をバレーして押さえます。

そしてAはメジャーコードなので「F」のフォームで押さえれば「A」のバレーコードとなります。

①人差し指を6弦5フレットAのポジションで押さえる

人差し指を6弦5フレットAのポジションで押さえる

②5フレットすべての弦をバレーする

5フレットすべての弦をバレーする

③他の指をコード「F」と同じように押さえる

他の指をコード「F」と同じように押さえる

Daisuke
Daisuke

このように、ルート音さえ把握していればすぐにバレーコードが弾けるようになります。しっかりとルート音を覚え、色々なバレーコードを練習してみましょう!!!

最後に

バレーコードはギター初心者の方にとっては少しハードルが高いですが、練習すれば必ず弾けるようになります。

何度も何度も押さえることで、手が押さえ方に慣れていき自然と押さえられるようになります。

Daisuke
Daisuke

ここを乗り切れば色々な曲が楽しく弾けるようになるので、諦めずにバレーコードにチャレンジしていってください!!!

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